西表島3泊3日(2日目前編)
前日のオリオンビールが若干残る夜明けを迎える。時計を見ると6時前、どこにいても最近は大体このくらいに目が覚めてしまう。仕事が身にしみている証拠なのか、なんなのか。朝から港に散歩に行って、何枚か写真を撮りつつ、缶コーヒー飲んでまったりしてみる。そうこうしているうちに腹が減る。今日は9時に宿に迎えが来て、シーカヤックで河を鮭のように登っていくのだ。そのためには朝飯が重要なのだ。でも昨日は酔っ払っててそんな余裕はなかった、素泊まりなわけで、当然朝食はないのだ。宿に戻ると炊事場で自炊してる2組が。話聞いたら「もうスーパーやってますよ」へ?まだ8時前なのに。行ってみたら7時半から営業開始だった。お弁当と沖縄ソバのカップラを購入。
カメラマンの卵さんとその彼女とで、入れ替わり旅話。やっぱり長く旅をするためには仕事辞めるしかないのだろうという結論。そうこうしているうちに宿にお迎え到着。内地から移住してきたという今日のインストラクターさん、お客さんはあと何人ですかぁ?「君だけだよぉ、赤字だよぉ」さすがシーズンオフ。最初に断られた所も知っていて、「あれ?でも朝から一人でブラブラしてたけど。」休みたかったのかなぁ、さすが南の島、てーげーだ。
はじめてのシーカヤック、舵がついてるのにちょっと感激、これなら思ったところに行けるよと思っていたら、さにあらず。漕ぐのに一生懸命だといつの間にかどっちかに曲がっていくのだ。仲間川の河口からスタート。濃いでも漕いでも前に進まず。なかなかコツがつかめない。それでも仲間大橋の真下を自力でくぐるってのはなかなか出来ないことで、思わず端の裏側を見上げてしまう。
1時間くらい漕ぐとさすがに慣れてきて、周りを見る余裕が出てきた。マングローブの林の中を縫うように河を上流に登っていく。小鳥のさえずりに耳を澄ます。見たことの無い植物達。なんか、それまでいろいろ都会で考えていたことが溶け出して流れていってしまうような、そんな風景たち。とはいえ今は漕ぐのに必死だというのが大半。
お昼前になってサキシマスオウの木に到着。遊覧船ならぼやっとしていれば着くだろうに、感慨もひとしお。さらに源流まで漕いでいってそこで食事。といっても近所のスーパーで買った弁当なんだけど。あとはその場でお湯沸かしてインスタントコーヒー。おっさん2人での食事もなんだかなぁとは思いつつも、それはそれで面白いのだ。


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